【おみくじの豆知識】

初詣といえばおみくじを目当てに訪れる方が沢山いらっしゃいます。
おみくじを引く時、吉凶の結果ばかりを気にして一喜一憂されている方は多いですが、大事なのはそれだけではありません。
こちらでは、知っているようで知らないおみくじに関する豆知識についてご紹介いたします。


おみくじの由来
現在のおみくじといえば、仕事や恋愛など個人の運勢を占うために利用する方が多く、初詣へ行くと誰でも簡単に引くことができます。
しかし、古代のおみくじは国の政に関する重要な事項や後継者を選ぶ際、神の意思を占うために用いられていました。
そんなおみくじの創始者は天台宗座主の慈恵大師で、書かれた内容の影響力は強かったと言われています。
おみくじの順番
神社によっておみくじの内容は異なりますが、一般的に7段階と12段階に分類されています。

7段階
(大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶)

12段階
(大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶)
おみくじは細部の内容が重要!
おみくじは細部の内容まで細かく目を通すことが大切です。
結果を見て一喜一憂される方は多いですが、内容を読んで把握することで、自分を見つめるきっかけが得られたり、将来に役立つ情報を発見することができます。
内容にしっかり目を通し、神からの大切なメッセージとして心に受け止めながら、今後の活動の参考にお役立てください。

また、大吉や大凶が出るとその反対になる可能性が高いという説もあります。
この説は陰陽道的な考えに基づいたもので、大吉や大凶など対極にあるものが逆方向に転じやすいといった意味を示しています。
ですので、たとえ大吉であったとしても浮かれず、大凶であっても常に用心して誠実に事を成し遂げていれば、必ずご加護を授かると言われています。